日焼け止めが無意味に?焼ける塗り方で効果をムダにしているかも

シミやしわなどの肌老化はできる限りケアをして遅らせたいですよね。

でも出かける時は焼けないように日焼け止めを塗って紫外線対策をしているのに、なぜか焼ける…という人、それはまちがった使い方で効果をムダにしている可能性がありますよ。

美白・美肌のためにも焼けたくないと意識が高い人でも「SPF・PA値が高い日焼け止めを塗っておけばいい」とかんちがいしている人が結構多いんです。

日焼け止めはただ塗ればいいというものではありません。
SPFやPAの値の選び方や塗るタイミング・量・使用期限など色々とルールがあるんですよ。

せっかくしている紫外線対策をムダにしないためにも日焼け止めの効果的な使い方を知って
おきましょう。

SPF・PA値の選び方が間違っている

まず多いのは使う日焼け止めのSPF・PA値のレベルが状況とあっていないことです。

SPF:UV-Bを防ぐ力を示し数字が大きいほど日焼けまでの時間を遅らせる
PA:UV-Aを防ぐ力を示し+が増えていくほど効果が高い

肌への負担を減らしたいからと紫外線が強い時期に1日レジャーを楽しむとします。
そんな時にSPF10のPA+を使用したとします。
SPF10の日焼けを遅らせるまでの時間は200分。
これでは1日に浴びる紫外線をカバーすることができません。
この場合は最低でもSPF30からそれ以上の値の日焼け止めを選ぶようにするのが正解です。

焼けないためにSPF・PAの選び方の目安を参考にして日焼け止めを選びましょう。

ちょっとした買い物や近場への散歩:SPF20/PA++
レジャーや観光で1時間を超える時:SPF35/PA+++
海や山のレジャーや強い日差しの時:SPF50/PA++++

日焼け止めは1SPFで20分日焼けを遅らせることができるので、
計算してぴったりの値の物を選ぶことで日焼けのリスクを軽減することができますよ。

期限切れの古い日焼け止めを使っている

日焼け止めにも有効期限があるのは知っていますか?

未開封:製造から3年
開封済:高温多湿を避け保管して1年

開封済みの場合は保管状態によって有効期限が変わります。
直射日光の当たる場所に置いていたり、手などから雑菌が入ってしまった場合は劣化して効果が
ない状態になってしまうこともあります。

劣化していたり使用期限が切れた日焼け止めを使ってしまうと、効果がなく焼けてしまうだけではなく肌トラブルのリスクもあります。

症状は皮膚が赤くなったりかゆみが出るなどです。
怪しい時は変色していないか、変なニオイがしていないかを確認してみましょう。
分からない時は肌を守るためにも新しい日焼け止めを買って使うことをおすすめします。

日焼け止めの量や塗り方が間違っている

長持ちさせたいからとケチって少量を伸ばしても思うように紫外線バリアを張ることができずに、日焼けをしてしまうことがあります。
日焼け止めは1平方センチメートルあたり2mg使用したことを前提にSPF値が計算されて
います。

日焼け止めの使用量:顔で500円玉、腕で500円玉×2枚分

大人の体でだいたい36g程度の日焼け止めが必要だということです。
少し多いと感じるくらいの量が日焼けをしないためには必要になります。
少ない量で済ませようとしても塗りムラができるだけなので、たっぷり塗って出かけましょう。

また日焼け止めは外出の直前に塗っても意味がありません。
塗ってから効果が出るまでには30分かかるので、家を出る30分前までに塗ります。

一度塗ったきりで塗り直しをしない

日焼け止めの効果は2~3時間です。汗や水・物に触れたり洋服との摩擦が起こることで
知らない間に少しずつ落ちてしまっているんですよ。
パッケージにも書かれているように2~3時間おきに塗り直しをすることで、日焼けをするリスクを減らすことができます。

塗り直しにはスプレータイプの日焼け止めがおすすめです。
メイクの上やストッキングの上からそのまま吹きかけることができるタイプの物も多く、
手軽に塗り直しができるので便利です。

海外の皮膚科医師会からはこんな日焼け止めの使い方のアドバイスが出ています。

  • 外出する30分前までに塗り乾かしておく
  • 外に出たらまたは出る直前にもう一度塗り直し厚みを持たせる
  • 2時間ごとに塗り直し水遊びの後や摩擦が起きたときはその都度塗り直す

実際ウォータープルーフタイプでも水から出て体をふき終わった時点で80%弱が取れている
そうです。2時間おき・取れやすい行為をした時は必ず塗り直して効果を持続させましょう。

お肌の手入れの直後に日焼け止めを塗る

顔だけ焼けやすいと感じている人は基礎化粧品でお肌のケアをした直後に日焼け止めを塗って
いませんか?

化粧水や乳液の成分と日焼け止めの成分が反発しあってしまい、効果を薄めている可能性が
考えられます。相性が悪い成分が合わさってしまうと、せっかく塗った日焼け止めの効果も
基礎化粧品の効果も100%発揮されていないかも。

洗顔後お肌のケアが終わったら肌になじむのをまってから日焼け止めを塗るようにしましょう。

基礎化粧品やメイク用品に日焼け止めを混ぜて使うのも成分同士の反発が考えられるのでダメ
です。例えばSPF30の日焼け止めとSPF10のファンデーションを使ってもSPF40にはなりません。
この場合高い方のSPFの効果が優先されるのでSPF30ということになります。

服から素肌が出ている部位だけにしか塗っていない

洋服を着て隠れる部分には日焼け止めを塗らない人もいるようですが、紫外線は服も通り越して肌に届いてしまいます。特に白い服は紫外線をほぼ通します。
夏場は暑苦しいと感じてしまう人もいるかもしれませんが、紫外線を通しにくいのは黒の服です。

黒の紫外線浸透率:約1.9%
白の紫外線浸透率:約19.4%

これだけの差があるんですね。白い服を着たい時はUV加工が施してある物を選ぶ方法もありますが、加工は劣化していくので毎年買い替える必要があります。

また紫外線を通しにくい服はポリエステル・綿・麻です。季節によって着る服の素材を選び暑さや寒さに対応しましょう。

衣服の紫外線浸透率の目安
ナイロンストッキング:45%
綿の厚みのあるTシャツ:2%
青っぽいデニム生地:0.06%
帽子:ハットなら70%以上・キャップは30~70%

では紫外線を通しにくい色も並べてみます。

UVカット効果が高いUVカット効果が低い
黒→青→黄色→ピンク→オレンジ→白

服に紫外線を通したくないなら黒や紺を選ぶと効果が期待できます。

正しい使い方をしているのに焼けてしまう人は体質のせい?

SPF・PA値や量など日焼け止めの使い方はしっかり正しい方法を守っているのに焼けるという人は、もともと紫外線のダメージを受けやすい体質であることがあります。

そんな人の対処は日焼け止めを塗っていても素肌を紫外線にさらさないこと!

  • UV効果のある帽子やサングラスを使う
  • ラッシュガードや長袖の羽織で素肌を隠す
  • 日傘を使って紫外線を避ける

日焼け止めを塗っても焼けるという人は他にもこんな対策をしていました。

  • ビタミンCのサプリを飲む
  • いくつかの日焼け止めを使って効果を試してみる
  • スプレーやジェルで常に肌が潤っている状態をキープする
  • 肌が熱くなっていると感じたらすぐに冷やす
  • 塗り直す回数を増やしたり重ね塗りをする
  • 夏場だけじゃなく1年中日焼け止めを塗る
  • ホワイトニングのドリンクやサプリを活用する

100%焼けない日焼け止めを探すのは難しいので、できる対策を試してみて焼けにくい方法を
探すのがベストです。
外側からと内側からの紫外線対策をすると効果が高まったという人が多かったですよ。

目から紫外線が入って日焼けをしている可能性もあり?

体や髪の毛などの日焼け止めはメジャーですが、実は目からも紫外線は入るので目の日焼け止めも必要なんですよ。

目の日焼け止めは目薬です。角膜を紫外線のダメージから守る目薬が最適です。
角膜がダメージを受けるのを防ぐためには瞳に潤いを与えながらカバーしてくれるコンドロイチンや、代謝促進を促しダメージを受けても修復を助ける活性型ビタミンB2などが含まれている目薬を選びます。

外国の人はよくサングラスをかけているイメージがありませんか?
あれは瞳の虹彩が薄いため虹彩が濃い日本人と比べてまぶしいと感じやすいからです。

逆に言えば日本人はまぶしいと感じにくいので知らず知らずのうちにたくさんの紫外線を目から
受けている可能性があるのです。

目から紫外線が入らないようにするための対策
・サングラスをかけて出かける
・帽子をかぶって目の部分に日陰を作る
・コンタクトレンズでも対策可能
・角膜を守る効果がある目薬を点眼

サングラスは真正面から当たる紫外線に対して目を守る効果はありますが、横から当たる紫外線は防ぐことができません。目薬の併用を忘れないようにして下さい。

日焼け止めを塗っても焼けてしまう理由のまとめ

しっかり紫外線対策をしたのに焼けてしまった時は以下に該当していないかチェックしてみて
下さい。

  • SPFやPAの値がシーンにあっていない
  • 日焼け止めが劣化していたり使用期限が過ぎている
  • 塗る量やタイミングが間違っている
  • 塗り直しを1回もしていない
  • 服で隠れる場所には塗っていない
  • 紫外線を通しやすい色の服を着ている
  • 肌の手入れをした直後に日焼け止めを塗った
  • 基礎化粧品やメイクに日焼け止めを混ぜた
  • もともと焼けやすい体質である
  • 目から紫外線が入ってしまっている

日焼け止めはシーンにあった物を選び正しく塗り、こまめに塗り直しをしてやっと効果を発揮するものです。焼けてしまったら使い方が間違っていないかもう一度確認してみて下さいね。

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